インターネットFAXを利用するときに注意するべきことは?【電話回線】
スマートフォンやタブレット端末でインターネット接続をすることが多くなった、昨今。
ファックスよりもインターネットFAXが便利ということで、netfaxが注目されています。
パソコンFAXソフトはそれまでにもパソコン上で利用されていました。
ペーパーレスが実現し、コスト削減が見込めるなど、メリットが多いからですね。
最近まで皆がfaxを利用していた理由とは?
インターネット接続に一般の電話回線を使用していたり、ISDN回線が使われていた時期には、パソコンFAXソフトはとても便利でした。
普通の電話回線を使ってインターネット接続をする場合は、FAXモデムを用意する必要がありました。
ISDN回線やADSL回線でも、その回線に合ったFAXモデムが必要でした。
そのため、FAXモデムを準備してインターネット接続を行っていたのです。
そんなインターネット接続環境ではFAXモデムは必ず準備しなければならなかったので、パソコンFAXソフトを利用するにはソフトを購入するだけで良かったのです。
ネットファックスならfaxモデムは必要なし!
しかし、インターネットFAXはインターネット環境さえあれば、他に準備するものはありません。FAXモデムも必要ありません。
今ではインターネット接続に光回線が多く利用されており、アナログ回線ではなくデジタル回線が使われています。
FAXにはいくつかの種類があり、現行で利用されているのは
- G4
- G3
という規格です。
簡単に言うと、G4がISDNなどのデジタル回線用のFAXで、G3がそれ以前のアナログ回線を使ったFAXです。
インターネットFAXには一部のサービス会社に「G4では利用できない」と案内されていることがあります。
インターネット接続ができる環境があれば使えるといわれるインターネットFAXですから、接続回線を問わないものもありますが、一部にデジタル回線では使えないものがあります。
デジタル回線に注意!
この点から、
- デジタル回線を使用している人
- 送信する相手がデジタル回線を使用している場合
は注意が必要です。
ただし、光回線でインターネット接続をしている人はIP電話を使っている人も多いですが、IP電話はデジタル回線です。
不安を感じる人は、あらかじめサービス会社に確認してみるのがおすすめです。